テンプレート作成
CSVはExcel、Googleスプレッドシート、LibreOffice Calcで開けます。計算式や料率は自社運用に合わせて確認してください。
給与明細テンプレートの項目例
支給項目、控除項目、勤怠項目を分けると、従業員も担当者も確認しやすくなります。
| 会社名 | サンプル株式会社 | 対象月 | 2026-06 |
|---|---|---|---|
| 従業員名 | 山田 太郎 | 支給日 | 月末 |
| 支給項目 | 金額 | 控除項目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 基本給 | 300,000 | 健康保険料 | 15,000 |
| 残業手当 | 25,000 | 厚生年金保険料 | 27,450 |
| 通勤手当 | 10,000 | 所得税 | 8,000 |
| 総支給額 | 335,000 | 控除合計 | 50,450 |
| 差引支給額 | 284,550 | ||
給与明細テンプレートに入れる基本項目
給与明細テンプレートは、見た目よりも項目の分け方が重要です。支給項目、控除項目、勤怠項目、差引支給額を同じ行に詰め込みすぎると、計算ミスや確認漏れが起きやすくなります。
基本給
残業手当
通勤手当
社会保険料
所得税
勤怠日数
| 区分 | 主な項目 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 支給 | 基本給、役職手当、残業手当、深夜手当、休日手当、通勤手当 | 課税・非課税の扱い、固定残業代との重複を確認します。 |
| 控除 | 健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税 | 社会保険料率、扶養人数、住民税の年度切替を確認します。 |
| 勤怠 | 出勤日数、欠勤日数、有休日数、普通残業、深夜残業、休日労働 | 給与計算の根拠になるため、勤怠システムやタイムカードと照合します。 |
| 合計 | 総支給額、控除合計、差引支給額、振込額 | 銀行振込額と差引支給額が一致するか確認します。 |
注意
このテンプレートは実務整理用のひな形です。給与明細の交付方法、記載項目、保存、税額や社会保険料の計算は、会社規程と最新の法令・料率に合わせて確認してください。
Excelで給与明細テンプレートを使う手順
- テンプレートをダウンロード:会社名、従業員名、対象月を入れてCSVを作成します。
- Excelで開く:列幅、罫線、印刷範囲を整え、会社ロゴや部署名が必要なら追加します。
- 支給・控除を入力:給与計算結果、社会保険料、所得税、住民税を転記します。
- 合計を確認:総支給額、控除合計、差引支給額、振込額を照合します。
- PDF化または配布:従業員に配布する前に、個人情報と金額の誤りがないか確認します。
計算式を入れる場合の例
テンプレートをExcelで開いた後、金額欄に計算式を入れる場合は、支給合計と控除合計を分けて計算します。
| 項目 | Excel式例 |
|---|---|
| 総支給額 | =SUM(B12:B18) |
| 控除合計 | =SUM(D12:D18) |
| 差引支給額 | =総支給額-控除合計 |
| 時給者の基本給 | =時給*実働時間 |
所得税や社会保険料を自動計算する場合は、年分ごとの税額表、都道府県ごとの健康保険料率、標準報酬月額、端数処理を別シートで管理すると更新しやすくなります。
給与明細書を作るときのチェックリスト
個人情報
氏名、社員番号、部署、対象月、支給日が正しいか確認します。
勤怠
出勤、欠勤、有休、残業時間が勤怠データと一致するか確認します。
控除
社会保険料、雇用保険、所得税、住民税の対象者と料率を確認します。
配布
PDF化、メール送付、紙配布など、個人情報が漏れない方法で渡します。
よくある質問
はい。ブラウザ上でCSVテンプレートを作成し、Excelなどで開いて編集できます。自社項目を追加する場合は、支給、控除、勤怠の区分が崩れないように列を追加してください。
使えます。テンプレート種別で「時給・アルバイト向け」を選ぶと、時給、実働時間、深夜時間、休日時間を確認しやすい列構成になります。
給与明細テンプレートは従業員へ渡す明細書のひな形です。給与計算エクセルは、基本給、手当、控除、税額を計算するシート設計を指します。計算用シートで金額を出し、明細テンプレートへ転記する流れにすると管理しやすくなります。